EF15 4次車以降標準タイプより全31バージョン
本体価格予価330,000円 予約受付中 2025年春発売予定

サンプルモデルは高二の165号機になります。

ムサシノモデル20数年来の懸案、EF15はATM社と協議の上31タイプ、つまり31ナンバーで製作する事に決定致しました。4次車以降46号機から202号機の156輌から31輌を思案に思案を重ね各機関区別にチョイスしました。何時もの様に“あまり売れないだろう”を前提に製作本数を決めてATM社と交渉、無理難題の押し付けで31タイプのプランを飲んでもらいました。勿論、価格は円安政策の中での予価です。EF15は資料も沢山ある事から各号機の特徴を完全に再現出来ます。ヘッドライト取り付けブラケット、庇形状、ワイパー、避雷器の位置及び向きと配線、空気管とその配管、貫き碍子の位置、東芝製1端側モニター排風口形状、2種類あるガラベン、ワイパー、日立製枕張り、三菱製初期の先台車と動輪を結ぶイコライザーリンクの相違等など。時代設定はヨンサントウ以降から最晩年となります。CADによる図面の決定稿を仕上げ中に付き下記図面は修正部位が多々有りますのでご了承下さい。一番重要なEF15のお顔はサンプルモデルのお面を更に正確さで磨き掛けています。車体断面と隅柱オデコのRも実機図面通り忠実に再現、精度を出して美しい自然なEF15の表情を再現致します。この事は大変重要でもし将来EF16を製作する事が可能な様でしたらEF15とEF16の相違点を模型の上で端的に味わって頂けます。もしもこの企画が上手く行きましたら標準車体の2次車、3次車へ進み夢のEF16に行きたいと思いますが時間が……どうなりますか。とにかく今回のEF15のモデルはEH200,EF510,EF65,EF64,EF60と同等の今までにない高レベルの製品となります。EF15の最終発展型真鍮製品です。ご期待ください。










ムサシノモデル デッキ付きF級電気機関車の完成形を目指して製作致します。EF50、EF57、EF10等を経てEF58への序章との意味付けもあるEF15です。この下廻りの完成度はこれ以上付け加えるものが何も無いというレベルに達しています。











台車と車体の間隔、スペースをここまで忠実に追い込み再現した製品は今まで無かったと思います。皆様がコレクションいらっしゃるでしょうEF15のモデルと是非見比べてみてください。誇張ではありません。

機械室内パネルは抜くべきところは抜き忠実に再現してまいります。

EF15の7つある車体の側窓。中央3枚の固定窓は車体外板に対して面一に近い位置にガラス面を表現します。その左右各2枚の開閉窓については車体外板の厚み分、ガラス面が引っ込むように致します。アクリル製はめ込み窓の削り込む深さを変える事によって実物の微妙な陰影、立体感を再現していきます。

スノウプラウ取付座はスケール通りの形状に変更致します。先輪とスノウプラウとのクリアランスの問題を解決して引き締まった実機の印象を忠実に再現致します。

















2エンド側から台車周りをご覧になって頂きます。









主台枠に対してエンドビームを正確な寸法で再現しています。動輪と先輪のホイールベースを安直に大きく取るような事はしません。デッキが車体に引き寄せられたような印象になります。このモデルの肝になります。




























































ムサシノモデル、ATMメンバーは横川鉄道文化むらの165号機、韮崎中央公園の198号機、摂津市新幹線公園内の120号機と保存機に関しては全て実機調査、採寸等を行い更に実機図面と完全に照らし合わせた上で模型化図面を作成致しました。EF15に対する全体としての印象把握、細部に対する眼光紙背した表現力。日本型真鍮製モデルの頂点と言って過言ではありません。