ムサシノモデルこれが最後の?EF65 5th Run
今回は店頭販売のみという事でATM社と相談、コストが上がる事を承知しEF65各タイプ1本、2本という生産数に対して了承してもらいました。少量生産でその数48タイプ60バージョンに達します。しかしその後の円安、物価高騰により前回生産より小売価格が1割強上昇する事になりました。今現在いや今後もこのレベルの製品を生み出し、私たちの要求に事細かく誠意をもって対応してもらえるメーカーは世界中を探してもATM社しかありません。この関係を出来る限り続けていく所存です。
今回最後という事でEF65塗装バリエーションのコンプリートを実現しました。下のゆうゆうサロン123号機のオレンジバージョン、休車復活9号機ぶどう2号塗装、一般色下廻りグレイの111号機の3タイプがそれに当たります。
JR西日本EF65 123号機ゆうゆうサロン2態、前回生産したマルーン仕様は今回2輌生産しました。オレンジバージョンはその色調の再現に大変苦労しましたがしっくりした印象を再現できたと考えております。ドアのクリーム色は3回作り直しております。
区名札のバックグラウンドは岡山区ならではの青になります。又123号機はEF65一般型最終の6次車に当たります。それまでの物と異なりこのタイプだけスカート下部が一直線になり角の蹴込が両サイドに付きます。
もう一つ苦労した点として実機の屋根周りが1度オレンジ塗装した上でパンタ取り外し屋根、ランニングボードに滑り止めの為、砂を撒いたような印象をATM社では見事に再現しております。
YOUYOU SALON
パンタ取り外し屋根、ランニングボードは砂を撒いたような印象を見事に再現しています。
パンタグラフは当初のPS17から後にPS22Bに変更されています。その両タイプを正確にディテールも含め作り分けています。極少量生産品。
お召機と見紛うばかりの金帯を巻いた美しいマルーンを品のある艶有仕上げで再現しています。
JR貨物EF65 9号機。休車復活全検後ぶどう色2号で登場、メーカーズプレートが取り去られ運転席側にJR貨物マークが入る1輌切の試験塗装機になります。ぶどう色2号塗色のEF65はその後56号機、今回製作の57号機へと引き継がれています。
う
JR貨物マークが特徴の9号機。
メーカーズプレートが取り外されてありません。恐らく休車中に取り外されたと考えられます。
JR東海EF65 111号機
JR東海ではユーロライナー色105,106号機の他にも3輌のEF65が所属していましたが111号機は最も長く活躍しユーロライナー等のジョイフルトレインも牽引しています。一般色で下廻りグレイという唯一の塗装バリエーションになっています。EF65全ての塗装バリエーションを製品化した事になります。バンザーイ。
非公式側運転席下に白くJRマークが入ります。
台車グレイの一般色はこの111号機だけになります。ユーロライナー色もそうですが汚れてしまうと黒にしか見えないところが玉に瑕。全検直後でないと台車がグレイであることが中々確認できません。
JR貨物、高崎機関区2004年12月11日、撮影会、機関車大集合。
奥、土崎色EF65 1101号機、手前EF65 86号機。真ん中は本来EF65 1038号機でなければならないのですが今回製作していないのでブツがありません。しかたなく急遽ピンチヒッターで東京機関区のブルトレ牽引機が並んでいます。
一般青15号及びクリームと比べ奥の土崎色1101号機は青が濃く、クリームが白っぽいです。この写真のように並べて違和感の無い範囲で調色致しました。
JR貨物EF65 86号機
JR貨物EF65 0番台で最も最後まで活躍したのが86号機です。今回お客様のリクエストにより製作する事に致しました。最も他も皆そうですけどね。一体圧延車輪、金属製ランニングボード。
2000年代中頃まで活躍。高崎機関区のEF65の顔ぶれが最もバラエティーに富んでいた時代です。
2004年12月、高崎機関区でのメインイベント。500P車4輌揃い踏み(ヘッドマークが無いのは堪忍ね)。
左からゴサゴこと535号機、Pトップ501号機、539号機、正面窓Hゴムをペンキでグレイに塗らてた541号機。
539、541は最後の花舞台で直後に戦線離脱しています。
EF65、こうやって見ますと本当にカッコイイです。惚れ惚れしてしまいます。
屋上の塗装もそれぞれ正確に再現しています。
EF65 501号機 Pトップ、1999年全検後の姿を再現しています。
ワックスでピカピカに磨きあげられたえF65 535号機。
EF65 539号機最後の雄姿。
EF65 541号機、この時の展示に合わせ正面窓の黒Hゴムをグレイ塗装されています。
501号機、各号機の全検標記は忠実に再現されています。
535号機
539号機
541号機
JR貨物試験塗装機 EF65 1059号機、1065号機
前回製作した116号機の並んだ青プレ、1065号機。EF66 20号機があれば言う事無し。
センゴックこと1059号機と赤プレ、1065号機。
実機ではこんなシチュエーションもありました。
1065号機、塗り替え全検登場時はナンバープレートは青、避雷器はLA15B、動輪はボックスポック車輪。
1065号機、赤ナンバープレート、避雷器はLA17、GPSアンテナ付、動輪は一体圧延車輪。
ご要望に応えて少量再生産致しました。避雷器はLA17、GPSアンテナ付、動輪は一体圧延車輪。
1エンド運転室屋上にはGPSアンテナ。
こうゆう重連をやりたい方も多いのでは。
JR貨物高崎機関区、0番台5次車115号機、6次車125号機、各2色更新車
今回これが最後のロクゴープロジェクトという事で2000年代高崎機関区で最後の活躍をしていた号機を色々調べていく内に愛着を持ってしまったロクゴーを独断でほんの少し生産いたしました。この気持ちご理解頂ければ幸いです。
なんとなく哀愁に満ちた感じに見えてしまいます。感情移入が激しい?。
右の0番台の5次車115号機と比べ0番台最終の6次車125号機では正面エプロンが誘導手摺内側までと短くなりスカート下辺が直線となっています。又上の写真では分かりずらいですがスカートコーナー部全てに蹴込みステップが設けられています。
115号機
125号機
0番台最終タイプの125号機。
岡山機関区の広島、三色更新色。
もう一つの0番台最終6次車から広島工場による三色更新機121号機、岡山機関区。
0番台更新色も色々なパターンで製品化致しました。
JR貨物500F1次車、514号機3色更新、2色更機、新時代と515号機2色更新機。
500F車は514号機と515号機の2輌のみが更新されています。上の写真はJR貨物誕生直後の出で立ちで3色更新の上、車体側面中央にJRマークが大きく白枠に囲まれたデザインで登場しています。
その後の全検時には2色更新色となっています。3色更新、2色更新の2態をスカート部のディテール変化も含め再現致しました。
2色更新機515号機と514号機。コックの数が異なります。
515号機。
JR貨物による大宮工場でのEF65の全体検査は2085号機をもって残念ながら終了してしまいました。その最終全検トリオ、2090号機、2080号機、2085号機を極少量製作致しました。
もうあと数年でこの雄姿を見ることができなくなります。歴史の流れの速さに言葉がありません。
全検標記にご注目を。標記が年号から西暦に変わっています。
当店は追いかけ切れませんがJR時代のEF65に関しては各号機とも時代に即した正確な全検標記となっています。
かなりの時間と労力を掛けて調べ、メーカーのATM社では苦労を厭わず正確な標記を号機毎に取り付けてもらっています。ATM社に対しては感謝の気持ちでいっぱいでただただ頭が下がる思いです。
国鉄EF65 0番台一般型のトップナンバー1号機と最終ナンバー135号機。
先ほどの説明通り正面エプロン、スカート下部の相違の他、1号機では空気取り入れ口がスカートにあります。さらにスカートコーナー部の蹴込みがありません。避雷器は1号機がLA15A、135号機はLA15Bとなります。
1号機は木製ランニングボード。135号機はビニロックランニングボードとなっています。
今回は店頭販売のみという事でATM社と相談、コストが上がる事を承知しEF65各タイプ1本、2本という生産数に対して了承してもらいました。少量生産でその数48タイプ60バージョンに達します。しかしその後の円安、物価高騰により前回生産より小売価格が1割強上昇する事になりました。今現在いや今後もこのレベルの製品を生み出し、私たちの要求に事細かく誠意をもって対応してもらえるメーカーは世界中を探してもATM社しかありません。この関係を出来る限り続けていく所存です。
今回最後という事でEF65塗装バリエーションのコンプリートを実現しました。下のゆうゆうサロン123号機のオレンジバージョン、休車復活9号機ぶどう2号塗装、一般色下廻りグレイの111号機の3タイプがそれに当たります。
JR西日本EF65 123号機ゆうゆうサロン2態、前回生産したマルーン仕様は今回2輌生産しました。オレンジバージョンはその色調の再現に大変苦労しましたがしっくりした印象を再現できたと考えております。ドアのクリーム色は3回作り直しております。
区名札のバックグラウンドは岡山区ならではの青になります。又123号機はEF65一般型最終の6次車に当たります。それまでの物と異なりこのタイプだけスカート下部が一直線になり角の蹴込が両サイドに付きます。
もう一つ苦労した点として実機の屋根周りが1度オレンジ塗装した上でパンタ取り外し屋根、ランニングボードに滑り止めの為、砂を撒いたような印象をATM社では見事に再現しております。
YOUYOU SALON
パンタ取り外し屋根、ランニングボードは砂を撒いたような印象を見事に再現しています。
パンタグラフは当初のPS17から後にPS22Bに変更されています。その両タイプを正確にディテールも含め作り分けています。極少量生産品。
お召機と見紛うばかりの金帯を巻いた美しいマルーンを品のある艶有仕上げで再現しています。
JR貨物EF65 9号機。休車復活全検後ぶどう色2号で登場、メーカーズプレートが取り去られ運転席側にJR貨物マークが入る1輌切の試験塗装機になります。ぶどう色2号塗色のEF65はその後56号機、今回製作の57号機へと引き継がれています。
う
JR貨物マークが特徴の9号機。
メーカーズプレートが取り外されてありません。恐らく休車中に取り外されたと考えられます。
JR東海EF65 111号機
JR東海ではユーロライナー色105,106号機の他にも3輌のEF65が所属していましたが111号機は最も長く活躍しユーロライナー等のジョイフルトレインも牽引しています。一般色で下廻りグレイという唯一の塗装バリエーションになっています。EF65全ての塗装バリエーションを製品化した事になります。バンザーイ。
非公式側運転席下に白くJRマークが入ります。
台車グレイの一般色はこの111号機だけになります。ユーロライナー色もそうですが汚れてしまうと黒にしか見えないところが玉に瑕。全検直後でないと台車がグレイであることが中々確認できません。
JR貨物、高崎機関区2004年12月11日、撮影会、機関車大集合。
奥、土崎色EF65 1101号機、手前EF65 86号機。真ん中は本来EF65 1038号機でなければならないのですが今回製作していないのでブツがありません。しかたなく急遽ピンチヒッターで東京機関区のブルトレ牽引機が並んでいます。
一般青15号及びクリームと比べ奥の土崎色1101号機は青が濃く、クリームが白っぽいです。この写真のように並べて違和感の無い範囲で調色致しました。
JR貨物EF65 86号機
JR貨物EF65 0番台で最も最後まで活躍したのが86号機です。今回お客様のリクエストにより製作する事に致しました。最も他も皆そうですけどね。一体圧延車輪、金属製ランニングボード。
2000年代中頃まで活躍。高崎機関区のEF65の顔ぶれが最もバラエティーに富んでいた時代です。
2004年12月、高崎機関区でのメインイベント。500P車4輌揃い踏み(ヘッドマークが無いのは堪忍ね)。
左からゴサゴこと535号機、Pトップ501号機、539号機、正面窓Hゴムをペンキでグレイに塗らてた541号機。
539、541は最後の花舞台で直後に戦線離脱しています。
EF65、こうやって見ますと本当にカッコイイです。惚れ惚れしてしまいます。
屋上の塗装もそれぞれ正確に再現しています。
EF65 501号機 Pトップ、1999年全検後の姿を再現しています。
ワックスでピカピカに磨きあげられたえF65 535号機。
EF65 539号機最後の雄姿。
EF65 541号機、この時の展示に合わせ正面窓の黒Hゴムをグレイ塗装されています。
501号機、各号機の全検標記は忠実に再現されています。
535号機
539号機
541号機
JR貨物試験塗装機 EF65 1059号機、1065号機
前回製作した116号機の並んだ青プレ、1065号機。EF66 20号機があれば言う事無し。
センゴックこと1059号機と赤プレ、1065号機。
実機ではこんなシチュエーションもありました。
1065号機、塗り替え全検登場時はナンバープレートは青、避雷器はLA15B、動輪はボックスポック車輪。
1065号機、赤ナンバープレート、避雷器はLA17、GPSアンテナ付、動輪は一体圧延車輪。
ご要望に応えて少量再生産致しました。避雷器はLA17、GPSアンテナ付、動輪は一体圧延車輪。
1エンド運転室屋上にはGPSアンテナ。
こうゆう重連をやりたい方も多いのでは。
JR貨物高崎機関区、0番台5次車115号機、6次車125号機、各2色更新車
今回これが最後のロクゴープロジェクトという事で2000年代高崎機関区で最後の活躍をしていた号機を色々調べていく内に愛着を持ってしまったロクゴーを独断でほんの少し生産いたしました。この気持ちご理解頂ければ幸いです。
なんとなく哀愁に満ちた感じに見えてしまいます。感情移入が激しい?。
右の0番台の5次車115号機と比べ0番台最終の6次車125号機では正面エプロンが誘導手摺内側までと短くなりスカート下辺が直線となっています。又上の写真では分かりずらいですがスカートコーナー部全てに蹴込みステップが設けられています。
115号機
125号機
0番台最終タイプの125号機。
岡山機関区の広島、三色更新色。
もう一つの0番台最終6次車から広島工場による三色更新機121号機、岡山機関区。
0番台更新色も色々なパターンで製品化致しました。
JR貨物500F1次車、514号機3色更新、2色更機、新時代と515号機2色更新機。
500F車は514号機と515号機の2輌のみが更新されています。上の写真はJR貨物誕生直後の出で立ちで3色更新の上、車体側面中央にJRマークが大きく白枠に囲まれたデザインで登場しています。
その後の全検時には2色更新色となっています。3色更新、2色更新の2態をスカート部のディテール変化も含め再現致しました。
2色更新機515号機と514号機。コックの数が異なります。
515号機。
JR貨物による大宮工場でのEF65の全体検査は2085号機をもって残念ながら終了してしまいました。その最終全検トリオ、2090号機、2080号機、2085号機を極少量製作致しました。
もうあと数年でこの雄姿を見ることができなくなります。歴史の流れの速さに言葉がありません。
全検標記にご注目を。標記が年号から西暦に変わっています。
当店は追いかけ切れませんがJR時代のEF65に関しては各号機とも時代に即した正確な全検標記となっています。
かなりの時間と労力を掛けて調べ、メーカーのATM社では苦労を厭わず正確な標記を号機毎に取り付けてもらっています。ATM社に対しては感謝の気持ちでいっぱいでただただ頭が下がる思いです。
国鉄EF65 0番台一般型のトップナンバー1号機と最終ナンバー135号機。
先ほどの説明通り正面エプロン、スカート下部の相違の他、1号機では空気取り入れ口がスカートにあります。さらにスカートコーナー部の蹴込みがありません。避雷器は1号機がLA15A、135号機はLA15Bとなります。
1号機は木製ランニングボード。135号機はビニロックランニングボードとなっています。