ムサシノモデル究極のロクゴー EF65落穂拾い説明その5
EF65、国鉄とJR貨物の0番台





0番台3次型(73~84号機)から吹田第二機関区に所属した73号機。避雷器LA15A。誘導手摺が大型化されテールライトも新型になった。



0番台4次型(85~104号機)から長く岡山区で活躍した93号機。避雷器はLA15Bへと変更された。











73号機(避雷器LA15A)


1970年代半ば以降の国鉄新性能電気機関車の多くには体質改善を表すTマークがメーカーズプレートの下に記されています。
JR貨物の0番台車

JR貨物EF65 21号機(0番台1次車)
JR貨物ではJR発足後の1989年から更新工事が行われるようになりましたが折からのバブル景気による輸送力増強の為1988年から翌年に19輌の廃車となっていたEF65 0番台を大宮、広島車両所、鷹取工場等で全般検査の上復活させています。21号機はその際大宮工場でJR貨物新塗装へと変更された。新しいデザインとして飾り帯が撤去されJRマークが運転席側窓窓下、正面ナンバーは運転席側窓下、側面ナンバーは助手席側窓下へと配置されている。更新工事は行われていないので次の全検時に一般色に塗り戻されています。当店では試験塗装機を製作する事にしていましたがお客様のリクエストにより一般色に塗り戻された姿でも製品化する事に致しました。













全検は大宮車両所で行われているが面白い事に屋上は青15号で塗装されています。

同じく車籍復活となったEF65 0番台1次車の38号機。岡山から高崎に移り10年後の2002年に廃車となっている。


JR貨物一般色の標準的な塗分けとなっている。