東新、磐越西線のDD51(16号機のみ在庫1台ございます)
当店ではこれまでも磐越西線で活躍したDD51を色々と製作してまいりました。三つ目745、大きく張り出した庇が特徴の異端児756、1027、初期型の13,14等々。この度は初期型の15,16、500番台の初期型から505,506を製作する事で例えば日出谷駅での0番台と500番台DDの並びを模型の上で再現する事を可能と致しました。

15号機 公式側

DD51 15、16号機の屋上取り外し屋根は劣化により新しいものに交換されています。その為扇風機カバーは空で中身はありません。15号機は前面の白線は本来ヘッドライトの下を直線上でしたが最晩年に一般的な段付きタイプに塗り替えられています。公式側の機械室窓プロテクタの下半分がメッシュ状になっているのが特徴です。



15号機非公式側、ラジエーターグリル上部散水菅部の切り欠きは磐越西線初期型の特徴です。ランボード上のエアータンクのドレインコックの位置も一般的なものと異なります。キャブ下の点検ハッチも増設された形となっています。

16号機 ボンネット正面の白線はオリジナル通りの直線です。ボンネット先端部のプラグは元々回転するファンの注油口でした。後に一般形と同じ部位に改められましたがプラグそのものは残されています。

16号機 非公式側





505号機公式側。今回505,506号機を製作致しました。スノウプロウは各自好みで取り付けて頂けるようにパーツパッケージとしてあります。15,16号機もそうですが一般的なDD51のスノウプロウとは形状が異なります。

505号機非公式側 15,16号機とも又後期型のDD51とも異なるサイドフレームのディテールを細部まで作り分けています。真鍮製モデルならではとは云っても当店にしかできない芸当です。



DD51の初期型の特徴を余す事なく再現しています。汽笛は1エンドに一つのみ。ATS車上子は2エンド床下に2つ並べて取り付けられています。

昔の磐越西線ではこんな感じの並びもありました。



500番台と0番台のディテールの相違が良く分かります。

ラジエーターグリルやサイドフレームのディテールが異なります。