DD51落穂拾いの巻 その2、国鉄時代北海道編

小樽築港区の1050号機。ニセコ牽引出庫前の情景。次位は五稜郭区の扇風機カバー付きの恐らく1009~1016の中のどれか一輌、奥に見えるのは小樽築港区の617号機(1050号機 在庫1台)

上の写真と同じアングルを模型で再現。次位のDD51は1006号機で代用。
旭川区のDD51
初期型で北海道に渡った7輌のゼロ番台のDD51は全て旭川区において塩狩峠越えに使用された。今回その中から29~33号機まで製品化致しました。29号機のみ機械室のプロテクタの形状が少し異なります。(30、31号機在庫有)

29号機公式側

29号機非公式側

31号機公式側

31号機非公式側







ゼロ番台非重連のエンドビームとボンネット前面の観音開きドア

29号機と30~33号機の唯一の異なる部分は機械室窓のプロテクタ。





運転室下部のハッチの形状も正確に再現してます。

このグループは本来汽笛は一つしか設置されていませんが旭川区のDD51は一つ増設されています。
 
釧路のDD51 501号機
半重連タイプ500番台の最初のグループはまだ蒸気機関車の天国であった北海道の釧路区と特急牽引用の置き換えとして0番台と交代する形で盛岡区に入っている。(在庫無)

501号機公式側
500番台のトップナンバー501号機は以前より製品化したいと考えていたDDです。実物は釧路工で使用する塗料の質が悪く美しいとは言えないものでしたがそこは模型の世界奇麗に仕上げてあります。


501号機の非公式側

501号機独特の機械室プロテクタ。エアータンクを被うメッシュのキャブ寄りがカットされているのが特徴です。







キャブ下のハッチも独特の形状を再現致しました。キャブ側面プロテクタも珍しい形をしています。
台車はブレーキシューの無いTR101A。


汽笛は520号機までは一つしか装備されていません。

初期型の特徴としてATS車上子は2エンド側にまとめて付けられている。

中間台車にブレーキシューの無いTR101AのDD51は547号機までですがこれらのDD51の燃料タンクは4500リットルあります。以降のブレーキシュー付き中間台車TR106を付けたものはブレーキシューのスペース分だけ燃料タンクが小さくなり4000リットルになっています。












釧路と旭川のDD51の並び。非重連タイプと半重連の違いが良く分かります。





 
小樽築港と五稜郭区のDD51
小樽築港の615、617号機と五稜郭区の656、658,659号機を極少量生産致します。(658在庫1台)

共にニセコ牽引に活躍したDD51です。ニセコの上り列車は築港区のDDが前位に付き、逆に下りの場合は五稜郭のDDが前位となります。
小樽築港区のDD51は宗谷本線稚内までの急行列車にも使用されました。


小樽築港区のDD51はボンネット前部にスピーカーが取り付けられているのが特徴です。五稜郭区のDD51は運転室窓前部にプロテクタが取り付けられています。