スーパーOJ クラッシック シリーズ 速報 2005.3.10
大変お待たせしてご心配をお掛けしてしまっているOJ第1弾 C-56。ハンダ付は全て終了。全ユニットのハンダ組み立てチェックも終わりました。そして日本型蒸気の色、黒に拘ってメーカー共々塗装済量産サンプルを仕上げているところです。全てのシルエット、そしてその微細なディテールの一つ一つのエッジまでもシャープに浮き出させるよう金属的ハードさを持たせながらもしっとり美しい艶具合を兼ね備えた塗装の質感を目指しております。言葉で表現するのは大変難しいのですが黒一色の日本型蒸気機関車の塗装表現にはとことん拘ります。さてそのような中、1月初めにはOJ第2弾 B-6 2120のファースト・ショット・サンプルが出来上がってまいりました。まだとても皆様にご紹介出来る仕上がりには遥かに及ばないですが私達の目指している方向性が少しはご理解頂ければと写真を発表させて頂きます。
現在3月中旬を目指し100%新しい設計になる第二弾サンプルを作っております。合わせて2120の他、
2400、2500三美運輸2代目1号機のGOD最終図面も仕上がる予定です。その時にはもう少し詳しくお伝えする事が可能となります。C-56の発売が予想より手間が掛かる事となり5月へとずれ込んでおりますが、B-6は7~8月頃の発売となる予定です。

OJ第3弾 国鉄 C-12
は来年初めの発売を目指して基本図面の製作に取り掛かっているところです。既に阿蘇高森線の241号機を高森にて、足尾線の49号機を桐生にて取材も終わっております。

高森にて取材したC12 241号機

桐生にて取材したC12 49号機


もう一つC-12としてはスタンダードなナンバーを模索して最後の取材を行う予定でおります。取材を通してC-12は何とOJ向きのプロトタイプなのだろうと感じました。C12の持つ小気味良い純日本風なプロポーションは模型化した時に力より味を感じさせてくれなければその魅力はまったく伝わらなくなってしまうでしょう。そこのところがOJでは大変上手く表現出来るのではと考えました。そしてプロポーションはもちろんですが見え難い下廻りパイピングのつながり具合等の事も有り、桐生では1000枚以上写真撮影を行った程です。本命C-57、C-55、C-59等のパシフィック製作へ向けての良い勉強となっております。