ムサシノモデルが韓国で仕事をする様になって32年になります。これは日本の失われた30年に重なります。水を入れた鍋にカエルと日本人を入れ火を点けます。水が温まってくるとカエルは逃げ出します。しかし日本人は見事に茹で上がってしまい、そしてその事にも気付かないニッポン人であります。私が見てきたこの間30年の韓国の躍進、発展ぶりには日本は完全に置いてきぼりにされています。言いたい事は多々あれどそれはこの辺までで。2026年9月の段階でこの1か月の間に円ウォンレートが0.85と10パーセントも切り下がり歴史的円安となっています。世界的な資材の高騰、日本を抜いた人件費等により今メーカーのATM社共々存続の危機に見舞われています。しかし今でも真鍮製鉄道模型等安い経費で簡単に出来るとお考えの人もおります。
 
当店製品は念密な考証、資料集め、実機の取材を重ねて時間をかけて模型化製作図面を作図、例えば雑誌などにある模型図面とは全く比べ物にならない高みに有ります。

EF64 1000番台の模型化基本図面。当店製品の今までの常識を大きく超えた緻密さ精巧さは図面の段階から始まっています。決して簡単な事では有りません。何十年にもわたる経験と勉強努力の結晶です。しかしEF64 1000番台、ここまで到達できるか今は全く解らない状況に置かれています。10年前と比べてムサシノモデルの利益率は2/3へと減っています。10年前に発売したEF65と最近のEF62,EF15と小売価格10万円の差が有りますが粗利益は全く変わらない状況に陥っています。日本型の真鍮製機関車模型をこの高みで製作出来るメーカーはもう日本とか韓国とかではなくATM社1社しか有りません。これをどう守ってこれからも製品を作って行くことが出来るか、あらゆる手段を考えています。
 

10月発売のED17戦前タイプに取り付けるイングリッシュエレクトリックのパンタグラフ。
  
ED18の下回り。

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