ED17/ED18の屋根の色の考察
今まで製品化してまいりました旧型電気機関車の屋根の色は概ね1960年代の半ば頃から黒塗装となっています。1966年、国鉄大宮工場において、EF56はSG煙突の改造時に、EF57はSG→EG改造時にブドウ色1号からブドウ色2号に塗り替えられた際に屋上が黒塗装化されています。現在製作中のEF15も1970年代以降の姿になりますので広島、龍華以外は全て全体検査は大宮工場持ちとなりますので屋根は黒塗装になります。それではメインテーマのED17/18です。ED17は大宮鉄博に1号機が保存されていますがこれも1960年代半ば以降の大宮工場での塗装を再現していて屋根と台枠以下が黒塗装になっています。
屋根の色、黒いですね。台枠も黒。

でもよ~く考えてみなくても屋根の色を黒く塗装したED17の模型ってうちのを含めて見たこと有りません。で、ど~もすいません。これ甲府機関区、身延線のED17になります。念力を使い残された数少ないED17の屋上が写っているカラー写真とにらめっこして検証して屋上の黒色塗装を確認しました。ほんとに疲れます。では浜松工場持ちのED17/ED18はどうだったのでしょうか?。

エッヘン。うちのOJ,飯田線ED19です。屋上は黒塗装です。

名古屋リニア鉄道館に保存のED18 2号機です。屋上黒塗装です。

おや、モニター取り外し上部のみブドウ色2号になっています。

しかし綺麗に整備されています。

モニター部を拡大して見ます。やはり取り外し部分のみブドウ色2号です。

大宮のED17 1号機のモニター。取り外し上部の形状が解かります。
飯田線現役時代のED17,ED18を調べて見たところ保存展示されているED18 2号機と全く同じ。つまり国鉄現役時代、少なくとも1970年代の塗り分けを忠実に再現している事になります。台枠は黒です。なおJR東海時代、ED18 2号機の台枠はブドウ色2号になっています。今度製作のED17/ED18は以上の塗り分けで製品化されます。1965年5月に仙山線に行ったED17 21/22号機は転属に際して前面エプロン等の改造は大宮工場で行ったと考えられますが仙山線で撮影されたカラー写真では屋上モニターがブドウ色2号で写っているので屋上も含めてブドウ色2号とします。

