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EF65 19号機 やすらぎ色の車体色。
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同じく赤と青の帯の色。
毎回色には大変苦労します。ちょうど20年前にはEH500の赤を作るのに納得できる色が出来るまで考えるのに数週間。丸3日をかけてラッカーを調合、納得の出来る色が完成しましたが、日立のベビコンコンプレッサーと岩田のスプレーガンで何回も調合を重ねては手板に吹き付け塗装をするので防塵マスクをしていてもやはり頭から鼻の孔まで汚れ、手はラッカーまみれになります。作業終了後が夜中で疲れて入浴中、手に付いたラッカーをゴシゴシ落としていたところほんの少しの弾みで右手中指の靭帯を切ってしまいました。直ぐに手術で靭帯を繋ぎましたが半年のリハビリを行いましたが指はもう真っすぐには戻りませんでした。しかしEH500の赤の再現度は各社製品の中で最高の出来です。今はもう吹付塗装は身体の健康に良くないので容器の中での調合となりました。それでも昨年はEF81のローズピンクと赤2号には物凄く苦労しました。実際の赤13号は濁った色で実物に塗装する分には良くても模型的には全く使い物になりませんでした。模型は見ていて美しく気持ちが良くならないといけません。ローズピンクは幾つか見本を作り丁度昨年の2月、EF81 81号機が土崎までEF65を引っ張って行くというので尾久までタクシーを走らせ夕日を浴びた81号機を確認。その後大宮へ先回り、3分停車でホームに入ってきた81号機に直に(少し浮かせて)手板チップを当て色のチェックをして実物が実際の印象よりかなり濃いピンクであったのを確認、模型的にアレンジし少し明るく仕上げ,自分の心中で納得できるまで作業をおこないました。ATM社の朴社長は赤2号の色作りの段階で何十種類と微妙に作り分けた赤を見続け眼を悪くしてしまいました。赤ばかり見ていると赤が茶に見えてきます。そして私も段々色作りが重荷になり億劫になって来る訳です。しかしムサシノモデルの製品の色は全て私が調合した見本を基にメーカーで塗料を調合して製品に塗装したものです。JR貨物の更新色のライトパープルは暖色系の色とすべく韓国の塗装工場で私が直接調合しました。塗色は最後の出来と見た目を左右するのでここはどうしても手を抜くことは出来ないところです。
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今回はEF65 123号機の赤20号が大変難しい色でした。同じ赤20号と云ってもサロンエクスプレス東京の赤20号とは塗装をした工場が鷹取で色味が異なります。多くの写真から自分の中でイメージを作って行き3日程かけて完成させました。EF58 61号機のため色を小豆色に振った様な色と云えば良いのでしょうか。品のある良い色です。製品の完成が楽しみです。

