最近益々当店に対するEF58(Fのゴハチ)の期待、リクエストが大きくなって来ているのが肌にビンビン感じられます。現在血相を変えて取り組んでいるEH500、DD51-1、ED13はおろかEF66、DD91、EF15、EF50、DF50と全てFのゴハチで駆使すべき技法の探求、或いは熟練に位置付けられます。Fのゴハチのモデルを今更作ると云う事は誠に大きなバクチを打つに等しい(私は賭け事は一切行いませんが模型作りは毎回大バクチ、中バクチ、小バクチの連続です)ものでハンか、チョウか、白か黒か玉か石か、名作か駄作か的判断をマーケットは間違いなく下します。ですから今後も予行演習がえんえんと続き、Fの57だ、Fの65だ71だと益々慎重!?になって行き兼ねません。皆様過度の期待などしてはいけません。
ゴハチ 健さん説
ゴハチの魅力って何だろう。同等の下廻りを持ちながらゾロゾロガタガタ低い重心のFの15と比べ楽々とした軽みを持った走行感、身のこなし。ゴハチの一番美しかった1950年代後半から60年代初期の頃。東京機関区に勢揃いしたゴハチの顔、顔、顔。真正面より撮られた表情の何と云う凛々しさよ!。オウ 江戸っ子だってねぇー、神田の生まれよ、寿司食いねぇ、粋だねぇ、いなせだねぇ とそのキップの良さは二昔も前の健さんみたいなもの。晩年のゴハチは数々の改造を加えられ、また寄る年並には勝てず往年の美しさを失って行きましたが、その最も美しかった日々の姿がオーヴァーラップされてこないと失格。森を見ずして・・・・・的にゴテゴテグロテスク、ディテールしか目に入らない模型になり兼ねない。アーコワ、かくして修業の日々は続くのでした。

