特集10 機関車の牽引力に対する熟考

当店製品の機関車モデルの重量はそのバランスを考えた上でEFクラスで800ℊ以下に抑えています。基本平坦線で多少のレールの凹凸が有って、例えばEF62の場合金属製の客車モデルで組成された急行”妙高”の編成を牽引してくれればOKとしています。EF65,66,81の場合はカツミさんのブルートレインフル編成を牽引出来る様になっています。EF81,EF510でエンドウさんの補助動力車無しでカシオペアのフル編成を牽引出来る様にしています。自重800g以上は経験上必要無いと考えます。実物も重すぎると問題が発生しますね。以前OJ でEF66を製作した際、中間台車と両端の台車の軸重バランスを取るのに苦労しました。各軸それぞれに釣り掛け式で6ケのモーターを使用しています。電圧をかけ車体前面に手を添え中間台車だけ空転しないよう、そして中間台車がレールの凸部に乗っていても両端台車共々空転しないように1輌1輌調整しました。当店のEF級電気機関車に対して何故中間台車を駆動させないんですかと仰って来るお客様がたまにいらっしゃいます。まあ、その必要はないんですよと返事を致しますが。例えば当店のEF510を全軸可動とするとどの様になるか夢想すると。中間台車は圧を調整したコイルスプリングを使用するために両端台車ギャーボックスからシャフトを伸ばして出し、中間台車に同じく取り付けたギャボックスのシャフトとシリコンチューブで結びます。中間台車の二つのギャボックスは台車をコイルスプリングを介してネジで下から止めるのでシャフトでは結ばれません。両端台車とのみシリコンチューブで結ばれまれています。只しギャボックスを枕張りに軽く遊びを持たせて固定する必要は有るかもしれません。しかし中間台車の横方向への動きを阻害しないよう台車間のディテールは大幅にカット、オミットする必要が生じます。そうすると床にフレームや配管類などのディテールを付ける意味が無くなると思います。そう、ムサシノモデルが製品を作る意味が全く無くなってしまいます。床下のディテールや構造面までも再現。去り行く車輛の佇まいを尊重の上、強力な牽引力も持たせているのが当店の製品です。2002年発売のEF50は最小通過半径R610のダイレクトSカーブを通過の上で強力な牽引力を発揮します。最も重要な事はもう小学生のガキの頃から模型を走らせて遊んでいた経験が今に最大限生かされいます。何より模型を走らせて遊ぶのが大好きであった親父さんに感謝感謝の一言しか有りません。


 

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