何時も当店製品をご愛顧いただき深く感謝申し上げます。
当店製品も発売から30年を経過した製品がそろそろ出て来るようになりました。
それと共に最近はヤフオク、セカンダリーマーケット等で入手した当店製品の修理
持ち込みが増えてきています。日本の法律では基本的に発売後製造中止から10年を
経た製品の修理を行う必要はないとなっています。カメラ等がそうですね。でも鉄道模型
の場合その様なことはできません。落として潰れたりしない限りは常識の範囲で修理しています。
最も多い修理箇所はかなり以前の製品で樹脂製ギヤのクラックやカプリングの劣化による空回り、走行不良です。
パンタグラフの破損等もまれにあります。これらには金属製ギヤやカプリングを製作、交換対応できる体制を取っています。

①アジン製旧製品、機関車の場合全車種では有りませんがモーターとギアボックスを結ぶシャフト両端の樹脂製カプリングが劣化
、緩むことで動力をモーターからギアボックスに伝える事が出来なくなります。このカプリングの部品を金属製パーツに交換致します。
 これにより元通りのスムースな走行を取り戻すことが出来ます。修理代金¥5.000+消費税。
②一連の都電製品について5500形PCCカーまでは車輪のギアが金属製でした。その後ノイズを軽減する意味で以降の製品1000/1100形
 からは樹脂製ギヤに変更いたしました。このギヤが10数年経つとギヤの谷の部分の厚みが薄いためにクラックが入り走行できなくなります。
 これらの都電の車輪形状は何種類も有ります。車輪径の違う物も有ります。その為、一度車軸から車輪を抜いて樹脂製ギアを取り外した上で
 新たに製作した金属製ギヤと交換、車輪をハメ直す作業を行います。これにより元通り走行可能となります。修理代金¥8.000+消費税。
③昔の親和、三現の製品でライト点灯の製品が矢張りギアボックス内のギアが割れる場合が有ります。これも分解の上金属製ギアと交換致します。これにより
 元通りスムースな走行が蘇ります。修理代金¥8.500。ED17等は¥10.000+消費税。
④20年以上最も古い製品でヘッドライト点灯定電圧回路の変え部品の無い物もが有ります。その様な場合メーカーのATM社の好意により修理してもらうことになります。
 しかし韓国に送ることになりますので何かの機会に送ることになりますしそれなりの料金になります。その場合の修理代金ははご相談になります。

●修理をお引き受けする条件と致しまして、当店で貼っている製品の箱の蓋のラベルと丸いギャランティー・マーク付きの元箱に入った製品に限らせて頂きます。
 特に三現の製品はオハ32000系製作時の詐欺行為とその後脅されて製品の身代金を払いこのメーカーと離れた後に残っていた不良在庫が特定の店から横流し品
 として売られた経緯があります。購入した店に修理を頼みその模型店で修理を行うのが当たり前の事です。たとえ中古の鉄道模型を売り買いしていても
 修理、調整する技術の無い中古専門模型店は本当の意味での模型店とは言えません。
 
●ヤフオク及びメルカリ等で出品される商品は売り手側では基本的に責任を負わないとの記述が有ります。買い手側はそれらの記述を承知の上で購入する事になります。
 つまりこの取引、購入行為は自己責任と云う事を認識の上でご購入下さい。