EF64 0番台再生産のお知らせ。
EF81発売の遅れで申し上げましたように疲弊しているATM社には少し楽にしてもらう必要が有ります。現在すべての部品が揃い組み立てに入っているEF60/65の後に本来EF62前期型、EF64、EF62後期型の順で製作する予定した。しかし当店ホームページ上のEF62サンプル写真をご覧になって頂ければ直ぐにご理解いただけるものと思いますが、あの作りこみの模型を1輌のサンプルを作るのと、均一の品質で数百輌作るのでは訳が全く異なり大変管理が難しくなります。しかも更なる改良を加えて完成度を上げなければなりません。その為完全を期してEF62は新たに改良を加えたサンプルモデルを一から作ることになりました。その完成度を上げる時間的余裕が必要な今の状況を鑑みメーカーのATM社と相談、先ずEF64を少量で製作することと致しました。
 他社では店頭売りのみで卸をしない、しても掛け率が高い等となる中で当社製品は昔のやり方に近い卸値段で問屋、小売店に出荷しています。それらは全て想像以上プロデュースに長い時間を必要とする特定ナンバー機指定です。しかしもうこのやり方は限界に来ています。EF64は予め生産本数を決めて製作に入りますがEF64という機関車をやり尽くす為にTypeが多く全て店頭売りにするべきか大変悩むところでした。しかしそういう訳にもいきませんので一部店頭売り分以外は卸す事に致しました。EF62はどのような形にするか思案中です。私達スタッフも若くはありません。仕事のやり方を変える必要に迫られています
 
これで前回生産分と合わせEF64 0番台の全てのバリエイション展開を行う事になります。又、一部を除いて前回生産分と号機ナンバーが重複しないように致しました。EF64 0番台全79輌のうち相当数のナンバーを再現致す事になります。各タイプ各号機共細部に至るまで徹底した調査プロデュースをおこない再現致します。但し生産数が少ないので★店頭売りのみのタイプが含まれます。
 
国鉄時代
Type1a 1次型(3~12)昭和40年製 EG付 福島時代(ツララ切付)5,7,9,10号機
 奥羽本線板谷峠越え用として1965年、EF16に代わって福島機関区に新製配置。1968年の福島~山形間の交流電化までの間使用されている。豪雪地帯故にツララ切プロテクターを装備。銀パンシュー式。

Type2a  2次型(13~28)昭和41年製 EG無し 甲府時代(ツララ切付)13,19,26.28号機
  甲府機関区に新製配置された登場時~1972年頃までの姿。銀パンシュー式。ED61,EF13や身延線のEF10,特にED17とのツーショット等甲府機関区が賑やかだった時代。

Type2a-2 2次型 (13~28) 昭和41年製 EG無し 甲府時代(ツララ切無)16.24号機
 1970年代末以降~。大宮工場での屋上黒塗装化タイプ。

Type4a  4次型(31~36)昭和45年製 EG付  甲府時代 31.32,35号機

Type5a  5次型(37~43)昭和46年製 EG付   甲府時代40,43号機

★Type5d  5次型 (37~43) 昭和46年製 EG付   長岡時代~38.39号機
 1979,7,11長岡~1982,11,8甲府、上越線での雪害対策として屋上放熱モニター上部にネット取り付け。屋上黒塗化

Type7a  7次型(46~55)昭和48年製 EG付  篠ノ井時代46,55号機

★Type7c  7次型(56~75)昭和48年製 EG無し 長岡時代~、74.75号機
 1979.7.11長岡~1982.11.8甲府、上越線での雪害対策として屋上放熱モニター上部にネット取り付け。屋上黒塗色。

★Type8a  8次型(76,77) 昭和51年製 EG無し 甲府~八王子時代76、77号機、 屋上黒塗装化

Type8b  77号機お召し仕様  1986年10月お召し列車牽引時の姿。

Type9a  9次型(78,79)昭和51年製 EG無し 甲府~-八王子時代、屋根黒塗装
 
JR化後
Type5b-1  JR東日本 37号機   ブドウ色2号スカートステップ外付け改造後タイプ。
2009年3月16日から2010年3月7日までの1年間EF64 37及び38号機は高崎から長岡所属となり特急あけぼのを牽引、短い期間では有りましたが一躍脚光を浴びました。この活躍の後半に当たる2009年11月、上越の雪に備えるためスカートのステップを外付けタイプへと変更、EF64 1000番台と同じ上部の返しの大きいタイプのスノープロウに交換、床下の元空気ダメ配管にヒーターとカバーが付けられています。

★Type5b-2  JR東日本 37号機   青15号、クリームの現行塗装タイプ。外付けステップ。

★Type5c    JR東日本 38号機   長岡 あけぼの牽引。スカートステップ外付け改造後。

Type5e    JR東日本 39号機  39号機末期の姿を再現致します。安全柵取り付け金具付き。


Type5f    JR東日本 41号機 2006,5塗装変更  団臨に活躍したブドウ色2号塗色時代を再現。2008.7廃車。

Type4T    JR東海 35号機     ユーロライナー色、黒Hゴム 小オレンジJRマーク
1990.10浜松工場で塗装変更。1999.10の全検で黒Hゴム、下廻りグレイ、小オレンジJRマークに変更される。

Type7T    JR東海 66号機     ユーロライナー色、グレーHゴム 白JRマーク
 国鉄時代の1985.7鷹取工場で塗装変更。1989.12の全検時の姿を再現。

★Type1d   JR貨物 原色4号機 塩尻機関区/愛知機関区。以下一体圧延車輪。

Type2b   JR貨物 原色15号機 愛知機関区、18,22号機 塩尻機関区。

Type4b    JR貨物 原色30号機 愛知機関区 Hゴム グレー、但し側面明り取り窓のみ黒。無線アンテナ位置外よりベース部後ろ内側のみ雨どいを跨いでいる。

Type4b-1  JR貨物 原色31号機 愛知機関区 Hゴム グレー、但しモニターと貫通ドアは黒Hゴム。
Type6a    JR貨物 原色45号機 塩尻機関区
Type7j    JR貨物 原色46号機 塩尻機関区 PS22Bパンタグラフ 
Type7g    JR貨物 原色54.55号機 塩尻機関区。
Type7i    JR貨物 原色58号機 塩尻機関区 元お召し機。PS22Bパンタグラフ
Type7d-1  JR貨物 3色更新色 47.60.79号機 愛知機関区、
Type7d-2  JR貨物 3色更新色 50号機 塩尻機関区
Type5g    JR貨物 2色更新色 43号機 愛知機関区
Type7e-1  JR貨物 2色更新色 47.63.68.70号機 愛知機関区
Type7e-2  JR貨物 2色更新色 49.64 塩尻機関区
★Type7e-3  JR貨物 2色更新色 74,75号機 愛知機関区。放熱モニター上部メッシュ有り。
Type8d    JR貨物 2色更新色 76号機 愛知機関区
★Type7h   JR貨物 57号機    広島2色更新色、ベンチレータが青で側面の塗り分けがジグザグとなっている。T
Type7f  JR貨物67号機   広島2色更新色。57号機と同じ塗色に変更後の後2002年 大宮工場で標準広島更新色に再度変更された。
 
★Type8c    JR貨物77号機     お召し列車牽引後車体側面の白帯をクリームに変えて
               JR化後も 使用されていた、その1990年代の姿を製品化。
 
店頭販売品
★Type0A 先行試作車(1,2)   昭和39年製 EG付   登場時、福島時代(ツララ切付)
★Type0B  先行試作車(1,2)   1,2号機 稲沢時代     モニター屋根排風口改造
★Type0T   JR東海2号機   台車及び下廻りグレー塗装。2007年4月最終全検時の
姿。ボックス車輪。
 
まだ価格等は未定です。
 
EF64の生産は今回で終了と致します。EF64と云うともう大昔の事、カツミさんの入門セットの大きな箱に印刷されたEF64の大写しの真正面からの写真がこの機関車との出会いでした。家に有った誠文堂新光社のスタイルブックにはロクヨンは載っていなかったというだけの事でしたが随分と角ばった顔付きの機関車だな~が第一印象でした。模型の世界ではまず、しなのマイクロのオデコに角材を半田付けして削って仕上げるというしなの黎明期のあえて言えば「素材キット」が有りました。これに皆つぼみ堂さんのEF65のお面を何とかくっ付けてそこで息絶えるという(うちの親父さん)感じでカツミさんのEF70用の台車で仕上げまで持ち込めた人はどの位いたのでしょうか。まあ当時はああだこうだと思案するのが楽しみだった時代ですが親父さんがいろいろ工夫して独特の形状のモニタールーフを組み立てているのを横で見ていたその情景が頭に浮かびます。ひかりさんのキットはさんごさんと同様に模型社繋がりなのでしょうか、箱のラベルにEF64のシルエットが入った酒落デザインに比護さんの模型に対する愛情が垣間見られます。ちゃんと組み立てられるしっかりとしたキットでした。完成品はやはりカツミさんで質実剛健なガンガン走らせて楽しむ模型でした。しなのマイクロではその後トータル(コンプリートが本当)キットが発売になり(今度はうちの親父さん塗装にまで持ち込み無事完成)その完成品も発売になりましたが塗装の感じが原因なのかいまいちパットしなかった印象が有ります。1970年代はまだのんびりとした良い時代でした。
1980年代に入り登場した天賞堂さんのEF64は超高級品で塗装の質感や芸術的なパンタグラフのホーンのカーブの曲げ具合の美しさ等本当にため息が出ました。2000年代に入るとカツミさんから素晴らしいキットが発売になりこれを腕に覚えが有る人が組み立てると完璧な見事なロクヨンが完成します。そして今はEF64もインジェクションモデルで色々と楽しめる時代となりましたが実機の方はJR東日本の37号機がいよいよ最後の時を迎えようとしています。