スーパーOJ ”クラシック・シリーズ”25,26
国鉄 有蓋緩急車 ワフ21000/22000
税抜予価115,000円 
 
以前より当店が提唱していました“小スペースで楽しむOJ”のもと製作発売してまいりましたC56、C12、ED19や発売がおくれているC11、製作を予定していますC58と組み合わせての小編成の貨物列車のしんがりとして多くのご要望を頂いていましたワフ21000/22000をいよいよ製作致します。当店の貨車の製品としては特に力を入れこれまでに無いレベルでの作り分けを行います。同じ国鉄のもう一つの代表的有蓋緩急車ワフ29500と比べて少し古風でよりローカルな味わいのある形式です。ワフ21000は初の鋼製有蓋緩急車として老朽化した古い木造2軸客車改造の車掌者ヨ1,ヨ1500形式の代替えとして戦前の1933(昭和8)年~1939年にかけて775輌(21000~21774)製造されています。ワフ22000は大正時代製造の木造有蓋緩急車ワフ600,3300の置き換えとして戦後の1947(昭和22)年~1948年にかけて975輌(22000~22974)製造されています。戦前製ワフ21000はリベット組み立てに長軸車輪、戦後製ワフ22000は溶接組み立てに短軸車輪と、両者での車体外板のディテール表現の違いの他、下廻りの長軸、単軸の違いによるフレームと梁の作り分けの他、個別ナンバーごとの細部の変化を今までに無いレベルでOJスケールとして克明に作り分け致します。今ではとても考えられない話ですが両形式共製造時にはなかったストーブが1952年に、1963年には室内灯と簡易車軸発電機、室内の蓄電池箱が1963年に設けられています。1968年のヨンサントウ,ダイヤ改正時には2段リンク化されていますが北海道、四国に1段リンクのまま残った未改造車は速度制限車として補助記号「ロ」と黄色1号の帯を配して(北海道では道外持ち出し禁止車)元形式に1をプラスしてワフ121000、ワフ122000とされています。特に北海道においては蒸気機関車の活躍の末期と重なりキューロクやC11、D51の引く貨物列車には必携です。これらの1段リンク車は蒸気機関車の終焉とほぼ時を同じくして1976年に形式消滅しています。2段リンク車の方は22000が1981年、21000が1985年に形式消滅しています。当店としては初めての国鉄の緩急車ということでワフ21000と22000を細部に至るまで徹底した作り分けを行っています。又、OJスケールの大きさ故に室内のインテリアやライト類にも力を入れて行きます。ご期待ください。

ワフ21000 2段リンク車



ワフ122000 1段リンク車







本製品ではリベットの有無他、多くの改良箇所があります。

左長軸ワフ21000、右短軸ワフ22000。



ワフ21000

ワフ22000






























ワフ21000、ワフ22000 のナンバーと所属区。121000及び122000は一段リンクのまま黄色帯を入れられ北海道、四国で使用された。
初めての本格的製品として当店製C56、C12、ED19、今後発売のC11の相棒としてなくてはなりません。
 
ワフ21000/121000
21000仙台局長町駅常備、21044門司局、21139静トヨ、21338北局小山駅常備、21437、21505広島局、21522吹田駅常備
121086苫小牧駅常備、121133名寄駅常備、121199釧路駅常備、121501青函、
 
ワフ22000/122000
22118 門司局、22181高崎局、22284秋田局横手駅常備、22383仙台局、22410会津、22415長鉄局小諸駅常備、22901吹田、
122084四国小松島駅常備、122323札幌局、122687滝川駅常備、122871小樽築港駅常備
ワフのナンバーは変更になることも有ります。