OJ貨車 進捗状況
C12に続くOJ貨車シリーズは現在サンプルモデルを製作中です。ロストワックスの原型は全て完成の上、ロストワックスの工場で部品を吹いている段階です。

ロストワックス部品が付く前の組立中のサンプルモデル。特にワフ21000/22000は9600、C11、C12、C56、ED19と絶妙のコンビを形成する存在です。


レ12000の外壁とその中に入る内壁。内壁の内側にはさらに木の枠組みを表現したエッチングパーツがあり、3重構造の形になります。

左、長軸ワフ21000。中、短軸ワフ22000。右、レ12000の下廻り床板。一番右はテム300鉄板の下廻り床板。

テム300の扉の補強の取り付け状態。

ワフの引き戸式乗務員ドア。

ワフの車掌室内には内張り表現があります。





上の写真3枚はOJ貨車3形式の各ロストワックスパーツの原型です。これらの原型は3Dで書かれたデータを元に3Dプリンターで作られていますがその後処理に大変時間が掛かります。

3Dプリンターで作られた原型の最初の形は写真のように多くの柱が付いています。これらの柱を全てカットし原型の表面を奇麗に磨き上げた上で本来の湯口を付けたものがロストワックス工場へ送られます。
例えば丸い円柱形のものなどは切削面のデータがドットになるので結局、表面を手で仕上げて滑らかなR面を作らなければなりません。


上の写真はOJ Ⅽ12のモーションプレートの3D図面です。