EF62のバージョン展開
だいぶ以前より進めていましたEF62の企画内容がほぼ決定致しましたので発表させて頂きます。この企画、今から20年近く以前当時EF66の後の企画としてEF63と共に制作する予定でした。しかし非常に嫌な事が有りメーカーのAJINへデータを送る直前に取り止めにした経緯が有りました。しかし当時とは比べ物にならない程ATM社の実力が上がっていますのでより満足して頂ける製品となりますようメーカー共々努力してまいります。
ご存知の通りEF62は1号機試作型、2~24号機の量産前期型、25~54号機の量産後期型に大別されます。これらも時代や製造時期による相違や国鉄時代の高二、篠ノ井区や後の下関区に移動後の変化、JRによる後天的な改造の他、当店が拘る所の1輌のみの何故だか解からないイレギュラーな相違を徹底して追及、EF62の各機番の各時代をできる限りにおいて再現して行こうというコンセプトです。そんな中、今回私達が特に希望したのが試作機1号の製品化でした。横川鉄道文化村において取材の許可をいただき車体と床下機器等下廻りに一日、屋上に半日と2度の取材でデータを蓄積、製品化への道を開く事が実現しました。メーカーのATMにとっても量産機とは形態が大きく異なるところ製品化に同意してもらえました。1号機だけでも一段高くなっている屋上放熱モニターが特徴の登場時ブドウ2号時代。塗装変更後1976年の横川~軽井沢間専用無線アンテナ取り付け以前、以後と屋上アンテナ撤去後と4つのタイプでの制作になります。前期、後期型共にまだ多少の変更は有ると思われますのでその点はご了承ください。
時代による形状の変化は以下の通りの区分となります。
A.登場時ブドウ色2号、1~26号機。~1967頃
B.青15号前面クリーム、横軽間専用列車無線アンテナ取り付け以前。~1976年頃
C.青15号前面クリーム、横軽間専用列車無線アンテナの取り付け。1976~1979年。2エンド運転席両側窓下と同じく2エンド屋上にアンテナを装備、ただし屋上のアンテナはその性能から必要性が認めらされず確認出来た範囲では12輌程にしか取り付けられていません。1979年には早々取り外された号機が多く又下関転属後も最後まで取り外されなかった号機もあります。この辺りは号機ごとに細かく作り分け致します。又恐らく1976年頃より高二タイプは屋上が大宮工場で黒塗装となる。この他号機ごとの変化として避雷器の新型への交換、1980年代に入ってからの熱線ガラス化によるデフロスタの撤去、電暖ジャンパー栓の内側への10㎝移動が挙げられる。
D.下関転属、東海道、山陽本線にて荷物列車を牽引。1984年2月~1986年11月
J, JR東日本継承車,41,43,46,49,53,54号機。1990以降前面C-アンテナ取り付け。
試作1号機
TYPE1A 1号機 登場時ぶどう色2号塗色、高二。屋上モニター放熱部が高いのが特徴で放熱部はグレー塗装。床下機器も異なる。 高二
TYPE1B 1号機青15号 1976年以前 高二
TYPE1C-1 1号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1978年10月以降。高二
TYPE1C-2 1号機 1979年には早々と2エンド屋上のアンテナは撤去されている。現在の横川鉄道文化村のブドウ2号塗装塗り替え保存機は2エンド避雷器が現役時代のLA16からLA15Aに交換されている。1エンドのLA15Bは現役時代からのもの。高二~篠ノ井
前期量産型
TYPE2B 2号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE2C 2号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。篠ノ井
TYPE3A 3号機ブドウ色2号~1966年。 登場時 高二
TYPE3C 3号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。篠ノ井
TYPE4C 4号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。高二
TYPE4D 4号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE5B 5号機青15号アンテナ無し。 1976年以前 篠ノ井
TYPE5C 5号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE6A 6号機ブドウ色2号~1966年。登場時 高二
TYPE6C 6号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き 1976年以降 篠ノ井
TYPE7B 7号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE8C 8号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE9B 9号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE11C 11号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き 1976年以降お召し篠ノ井
TYPE15C 15号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE15D 15号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE17C 17号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE20C 20号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE22B 22号機青15号 1976年以前 高二
TYPE23B 23号機青15号 1976年以前 高二
TYPE24C 24号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
後期量産型
TYPE25C 25号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE26A 26号機ブドウ色2号 登場時
TYPE26D 26号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE27C 27号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE29C 29号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE34B 34号機青15号 1976年以前 高二
TYPE35B 35号機青15号 事故廃車 1975年11月まで。
TYPE36C 36号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE37B 37号機青15号 1976年以前 高二
TYPE38D 38号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE40C 40号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
TYPE42B 42号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE44C 44号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
TYPE45C 45号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
抵抗器カヴァー無し変形機
TYPE48C48号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ外し。 1981年以降 篠ノ井
片側パンタグラフPS22B(PP,PS17)
TYPE51B 51号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE52C 52号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
抵抗器カヴァー無し変形機
TYPE53C 53号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE54C 54号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 高二
JR東日本田端運転所
JR化後僅か6輌だけ生き残ったJR東日本田端運転所所属機。1990年以降Cアンテナ
取り付け及びATS-Pアンテナ。各号機の特徴を完全に作り分け致します。
TypeJ41 JR東日本41号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ43 JR東日本43号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ46 JR東日本46号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ49 JR東日本49号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ53 JR東日本53号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ54 JR東日本54号機青15号 1990年以降 田端
EF62は試作型1号機,前期型2~24号機と後期型25~54号機で製作を完全に分けて行う事に致しました。又ご意見ご要望などございましたらご意見をお寄せください。宜しくお願い致します。
だいぶ以前より進めていましたEF62の企画内容がほぼ決定致しましたので発表させて頂きます。この企画、今から20年近く以前当時EF66の後の企画としてEF63と共に制作する予定でした。しかし非常に嫌な事が有りメーカーのAJINへデータを送る直前に取り止めにした経緯が有りました。しかし当時とは比べ物にならない程ATM社の実力が上がっていますのでより満足して頂ける製品となりますようメーカー共々努力してまいります。
ご存知の通りEF62は1号機試作型、2~24号機の量産前期型、25~54号機の量産後期型に大別されます。これらも時代や製造時期による相違や国鉄時代の高二、篠ノ井区や後の下関区に移動後の変化、JRによる後天的な改造の他、当店が拘る所の1輌のみの何故だか解からないイレギュラーな相違を徹底して追及、EF62の各機番の各時代をできる限りにおいて再現して行こうというコンセプトです。そんな中、今回私達が特に希望したのが試作機1号の製品化でした。横川鉄道文化村において取材の許可をいただき車体と床下機器等下廻りに一日、屋上に半日と2度の取材でデータを蓄積、製品化への道を開く事が実現しました。メーカーのATMにとっても量産機とは形態が大きく異なるところ製品化に同意してもらえました。1号機だけでも一段高くなっている屋上放熱モニターが特徴の登場時ブドウ2号時代。塗装変更後1976年の横川~軽井沢間専用無線アンテナ取り付け以前、以後と屋上アンテナ撤去後と4つのタイプでの制作になります。前期、後期型共にまだ多少の変更は有ると思われますのでその点はご了承ください。
時代による形状の変化は以下の通りの区分となります。
A.登場時ブドウ色2号、1~26号機。~1967頃
B.青15号前面クリーム、横軽間専用列車無線アンテナ取り付け以前。~1976年頃
C.青15号前面クリーム、横軽間専用列車無線アンテナの取り付け。1976~1979年。2エンド運転席両側窓下と同じく2エンド屋上にアンテナを装備、ただし屋上のアンテナはその性能から必要性が認めらされず確認出来た範囲では12輌程にしか取り付けられていません。1979年には早々取り外された号機が多く又下関転属後も最後まで取り外されなかった号機もあります。この辺りは号機ごとに細かく作り分け致します。又恐らく1976年頃より高二タイプは屋上が大宮工場で黒塗装となる。この他号機ごとの変化として避雷器の新型への交換、1980年代に入ってからの熱線ガラス化によるデフロスタの撤去、電暖ジャンパー栓の内側への10㎝移動が挙げられる。
D.下関転属、東海道、山陽本線にて荷物列車を牽引。1984年2月~1986年11月
J, JR東日本継承車,41,43,46,49,53,54号機。1990以降前面C-アンテナ取り付け。
試作1号機
TYPE1A 1号機 登場時ぶどう色2号塗色、高二。屋上モニター放熱部が高いのが特徴で放熱部はグレー塗装。床下機器も異なる。 高二
TYPE1B 1号機青15号 1976年以前 高二
TYPE1C-1 1号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1978年10月以降。高二
TYPE1C-2 1号機 1979年には早々と2エンド屋上のアンテナは撤去されている。現在の横川鉄道文化村のブドウ2号塗装塗り替え保存機は2エンド避雷器が現役時代のLA16からLA15Aに交換されている。1エンドのLA15Bは現役時代からのもの。高二~篠ノ井
前期量産型
TYPE2B 2号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE2C 2号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。篠ノ井
TYPE3A 3号機ブドウ色2号~1966年。 登場時 高二
TYPE3C 3号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。篠ノ井
TYPE4C 4号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降。高二
TYPE4D 4号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE5B 5号機青15号アンテナ無し。 1976年以前 篠ノ井
TYPE5C 5号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE6A 6号機ブドウ色2号~1966年。登場時 高二
TYPE6C 6号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き 1976年以降 篠ノ井
TYPE7B 7号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE8C 8号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE9B 9号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE11C 11号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き 1976年以降お召し篠ノ井
TYPE15C 15号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE15D 15号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE17C 17号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE20C 20号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE22B 22号機青15号 1976年以前 高二
TYPE23B 23号機青15号 1976年以前 高二
TYPE24C 24号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
後期量産型
TYPE25C 25号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE26A 26号機ブドウ色2号 登場時
TYPE26D 26号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE27C 27号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE29C 29号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE34B 34号機青15号 1976年以前 高二
TYPE35B 35号機青15号 事故廃車 1975年11月まで。
TYPE36C 36号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 高二
TYPE37B 37号機青15号 1976年以前 高二
TYPE38D 38号機青15号東海道山陽線 1982年以降 下関
TYPE40C 40号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
TYPE42B 42号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE44C 44号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
TYPE45C 45号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。1976年以降 篠ノ井
抵抗器カヴァー無し変形機
TYPE48C48号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ外し。 1981年以降 篠ノ井
片側パンタグラフPS22B(PP,PS17)
TYPE51B 51号機青15号 1976年以前 篠ノ井
TYPE52C 52号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
抵抗器カヴァー無し変形機
TYPE53C 53号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 篠ノ井
TYPE54C 54号機青15号横川~軽井沢専用アンテナ付き。 1976年以降 高二
JR東日本田端運転所
JR化後僅か6輌だけ生き残ったJR東日本田端運転所所属機。1990年以降Cアンテナ
取り付け及びATS-Pアンテナ。各号機の特徴を完全に作り分け致します。
TypeJ41 JR東日本41号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ43 JR東日本43号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ46 JR東日本46号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ49 JR東日本49号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ53 JR東日本53号機青15号 1990年以降 田端
TypeJ54 JR東日本54号機青15号 1990年以降 田端
EF62は試作型1号機,前期型2~24号機と後期型25~54号機で製作を完全に分けて行う事に致しました。又ご意見ご要望などございましたらご意見をお寄せください。宜しくお願い致します。