OJ貨車シリーズ
 
ムサシノモデルによるO J貨車シリーズも戦後国鉄の代表的な二軸貨車群を息長く着実に製品化して参りました。今回はいよいよご要望の非常に多かったワフが登場致します。当店の高品位な貨車群の連なった編成のしんがりを締めてくれる事になります。もう一形式は冷蔵車として最大輌数を誇ったレ10000/12000を制作致します。前々回制作の無氷槽式レム5000に対し氷槽式となります。これで戦後を代表する冷蔵車2形式が揃います。3形式目は16番で一歩先に製品化した鉄製有蓋車テム100/300をOJで制作、発売済のテラ1とのコンビを楽しめます。
 
ワフ21000、ワフ22000 のナンバーと所属区。121000及び122000は一段リンクのまま黄色帯を入れられ北海道、四国で使用された。
当店製C56、C12、ED19、今後発売のC11の相棒としてなくてはなりません。
 
ワフ21000/121000
21000仙台局長町駅常備、21044門司局、21139静トヨ、21338北局小山駅常備、21437、21505広島局、21522吹田駅常備
121086苫小牧駅常備、121133名寄駅常備、121199釧路駅常備、121501青函、
 
ワフ22000/122000
22118 門司局、22181高崎局、22284秋田局横手駅常備、22383仙台局、22410会津、22415長鉄局小諸駅常備、22901吹田、
122084四国小松島駅常備、122323札幌局、122687滝川駅常備、122871小樽築港駅常備
ワフのナンバーは変更になることも有ります。

  
レ10000/12000
Type1   レ10000 一段リンク車10000~10542下作用式連結器
Type2a  レ12000 二段リンク車12000~13840下作用式連結器 1960年代後半までの姿
Type2b  レ12000 二段リンク車 赤の丸の中に急の文字の山陽本線の鮮魚専用列車とびうお用1959~1965年。 下作用式連結器 
Type2c  レ12000 二段リンク車 赤の四角い中に急の文字の東北、常磐線の鮮魚専用列車さんりく用1959~1965年。 下作用式連結器
Type3   レ12000 二段リンク車 12000~13840 上作用式連結器 1960年代後半以降の姿
 


テム100/300タイプ分けとナンバー。
テム100一段リンク車、1953~1955年にかけてテム100~299の200輌が製造された。
Type1a テム154、テム157 名
Type1b  テム108、テム117 名
テム300。テム100の二段リンク版。1957~1963年にかけてテム300~1149の850輌が製造された。
Type2a  テム591、テム643 名
Type2b  テム649 名、テム612,テム662,テム666 高
Type2c  テム833,テム909 高
Type2d  テム926 名
テム100は事故廃車となった2輌を除いた198輌が1967~1968に二段リンク改造されテム1200~1299となった。その結果テム300は1048輌の大所帯となる。
Type3a  テム1306、テム1319 名
Type3b  テム1253、テム1258 名
各タイプは側面、妻面、ドアの溶接ラインの位置、有無が有ります。
 
ワフ21000/121000、レ10000/12000はワム60000、ワム80000(280000/38000)を加えて16番でも発売致します。