2013.7.10
2013韓国メーカー訪問記 その3

7月初旬2ケ月振りの訪韓。EF510も無事終了した後、ムサシノモデルの3本の矢になぞらえる3つのメーカーでは各々次の大型企画が第3コーナーに差し掛かる重要な時期に当たりました。

サムヒュン・トレイン
まずサムヒュントレインではオハ32000(オハ31)系の半田付組立が終わりと近づいて来ており一歩先に仕上がった室内インテリアの塗装準備を進めているところでした。


完成した室内インテリアの車掌室部分。ナハ22000系と比べて大幅にグレードアップしています。

スユニの郵便室部分。仕分け棚が凄い事になっています。











尚オハ32000系は約10年前のナハ22000系と比べ製造原価が1.7倍程になっています。日本国内で製造した雨樋が25万から52万へと2倍となっておりナハ22000系と同じ売り方では小売価格が大幅にアップしてしまいます。ただこのオハ系客車は並の出来ではなく良く作り込んだ編成物電車の3倍以上の手間が掛かります。プロデュース時間は10倍以上になるでしょう。殆ど電関並みのモデルです。組立に必要な部品点数も電関並み、ムサシノモデルならではとは云え空前絶後(にならない様にガンバリますが)の出来。EF510と全く同じ轍を踏んでしまった掟破りのトンデモモデルです。フー。でどうやって売っていくかが決まらず予約をお受けできません。OJと同じ売り方として小売価格を下げるか又は思い切って店頭売りとしてしまうか大変悩むところです。何とか7万円代の小売価格で付けたと考えます。サムヒュン・トレインではED17全8タイプのオリジナル図面が完成しED12の図面を製作中でした。

リアルテック社 キム社長も交えこの夜はサンギョプサル(韓国で焼肉と云えば豚肉のサンギョプサルの事)を食しました。

ATM社
ATM社ではEF65の床板が仕上がっており直ぐ塗装に入る状況でした。他の部分も大体組立は終了間近のようでした。

EF65の組立の品質管理を全て担当してくれているキム・ジョンシク氏。ハンドメイドサンプルも彼が組み上げました。


EF65の床板。その全てが再現されています。

屋上モニタは塗装の事を考えネジ止めとなります。

EF510と同様に朴さん(右)、キムさんのコンビが組立の精度に責任を負ってくれています。

2日目の昼は麦ごはんのビビンバップ。

午後からは塗装工場イ・アートでEF65の塗色についての打ち合わせを行いました。

イ・アート二人のイーさん。左端が社長のイーさん。

アートホビーズ
アートホビーではOJ C62の組み立てが大づめを迎えて来ておりボイラー廻りのパイピング・ディテールの取付作業に追われていました。シリンダーを含む下廻りは既に組立てが完了しており10月頃の完成となりそうです。しかしこの仕事が難しいのはいつもいつも納期の事です。3ケ月遅れのOJ C62に6ケ月遅れのEF65と11カ月遅れのオハ32000がまとまってダンゴになって出来上がりそうな感じでここが又思案のしどころです。当店の工場ではOJ EF66が着々と組み上がっておりますが夏の暑さが益々堪えてくる今日この頃です。

出来上がったC62の動輪。






テンダー図面の最後の手入れに余念のない社長のチェさん。

ウジン氏、8月一杯までC62の図面とまだまだ格闘中でです。この後は又大作C11となりますがその前に骨休め的にC12を再生産しようという事になりました。ナンバーは足尾線47号機、高森線208号機です。


Fin