ラインナップ NO.71

DD51落穂拾いの巻(詳しい説明分追加)    2017.2.2
少量限定品 価格未定(前回と同程度の価格になる見込みです)
予約受付開始 発売は今年度末を予定しています。

PDFファイルの注文書プリントできます。

今回は落穂拾いという事で前回、前々回と比べ半分以下の数量の生産予定です。DD51という機関車はあまねく北海道より九州まで、1960年代初めより現在までと幅広く活躍してきました。その為もあり真鍮製モデルの世界では蒸気機関車同様、完全な特定番号機仕様での発売が当たり前の事となりました。当店製品のコピーモデルが安価に手に入る時代です。当店の機関車モデルは徹底した差別化によりDD51が大好きな模型ファン一人一人の為に特別に製作しましたと云うコンセプトの基、プロジェクトを進めてまいります。
★受注生産に近い形になります。場合によっては生産取り止めになるバージョンもあるかもしれませんのでその点はご了承下さい。


●TYPE54R JR北海道北斗星色1100,1138,1140,1143,1148各号機
今となっては懐かしの存在となってしまった北斗星色DD51から最後まで残ったナンバー を正確に再現致します。

TYPE56 国鉄1119,1121米子 B寒地タイプ
国鉄時代山陰米子の後期型より三菱製の二つのナンバーを少量生産致します。

TYPE56B JR西日本1183,1191,1192,1193号機
網干総合運転所宮原支所2ケアンテナスタイル 
何れもJR西日本現役機、宮原所属機の内1109を除く三菱製造のDD51を製作いたします。1183,1191はアンテナ無し国鉄時代も製作致します。 

 

JR所属機 現役で活躍中のナンバー JR貨物
TYPE57 JR貨物 852号機門司~愛知機関区 

昨年惜しくもリタイヤした原色ガマ852号機。門司時代には磐越西線における震災復旧輸送で活躍したDD51の1輌。
         
TYPE58 JR貨物 853号機愛知機関区

JR貨物愛知機関区で活躍中の原色機。DD51現役最若番でもあります。 

TYPE59 JR貨物1805号機愛知機関区
853号機同様の原色機.853号機との原色機同士の重連運転も話題となりました。大宮工場におけるJR貨物最終最後の全検ガマとなっています。 

TYPE60 JR貨物1801,1804号機愛知機関区A更新車赤色塗色
JR貨物愛知機関区で最も代表的スタイルのDD51. 

TYPE61 JR貨物889,893号機愛知機関区A更新車青色塗色 
共に活躍中のA更新機の青色塗装時代を当店では初めて製品化致します。 

TYPE62 JR貨物1166号機鷲別機関区A更新車青色塗色

前回のDD51生産時、北海道鷲別区の赤色更新車として1156,1165号機を製作致しましたが今回1166号機を青色更新色で製作致します。 

TYPE63 JR791号機稲沢 A寒地タイプ ユーロライナー色
初代ユーロライナー色592号機の後を継ぐべく北海道より移動、二代目ユーロライナー色となる。重厚な北海道A寒地タイプそのままで活躍した。 


以下は国鉄時代の懐かしのDD51を中心としての落穂ひろい。
TYPE150A 国鉄2,3,4号機 盛岡時代 
登場後の改造により燃料タンクをランボード上に増設。東北本線で特急列車、一般旅客列車、貨物列車とC61,C60,D51等大型蒸気機関車と共に運用に就く。DD511~53号機は当初インタークーラーの吸気口が小型だったが1960年代後半に一般的な大型3分割タイプにキセを交換、手すり位置も吸気口キャブ寄りから外よりに移されている。東北本線へのDD51500番台車投入後秋田へ移動している。

TYPE150B 
国鉄2,3号機 秋田時代 
盛岡より秋田に移動後比較的後年の姿を再現。吸気口部キセの交換他細部ディテールの変化を忠実に再現いたします。 

TYPE150C 
国鉄4号機岡山時代 
4号機は秋田で10年間を過ごした後西国の岡山へと移動。その国鉄末期の姿を再現いたします。 

TYPE151 国鉄6,9,11号機吹田第一 暖地タイプ 
前回は吹田のDD51よりSGを整備、冬場の福知山線乗り入れ旅客客車列車牽引に使用された17,18号機を製作致しましたがこの度は吹田標準スタイルと呼べる6~11号機より6、9,11号機の3ナンバーを選び製品化致します。特徴として、キャブ両側面に小型プロテクターを装備、公式側側面のタブレット保護ゴム板は無し、側手すりは原形の直線、ラジエーターカヴァー上部に放熱器散水装置の穴が無い。また、エンドビーム部には12,17,18号機にはある暖房ホース掛けは取り付けられていない。 

TYPE152A,B 国鉄15,16号機東新 A寒地タイプ 
取り外し屋根に扇風機カバー「中身は空」が付いたタイプに交換されたグループより今回は15,16号機を製作致します。16号機、ボンネット正面白帯がオリジナルの直線、対して15号機は切り抜きナンバー位置に白帯を通した変形機になります。正面窓部にプロテクターガ取り付けられた東新、磐越西線で活躍の重装備寒地型。 

TYPE153 国鉄48,49,51号機米子 B寒地タイプ
1970年代中頃より各地方幹線の電化によりDD51の配置換えが行われるようになります。1974年蒸気機関車が活躍していた山陰線米子にもDD51が進出、1980年代には最大のDD51保有機関区となっています。当店では稲沢第一からの627,663,664,鳥栖より移動の53号機を製作発売してまいりましたが今回は48,49,50,51を製作致します。前回製作の53号機とはキャブ側面の印象が異なります。後藤工場において取り外し屋根は扇風機カバー付きのものに、ボンネット上面ハッチは開閉式に交換されています。

TYPE154 
国鉄501号機釧路 A寒地タイプ 
前回までの当店のDD51シリーズに北海道におけるDD51の重要な所属区、釧路機関区のものが含まれておりませんでした。今回500番台トップナンバーを製作致します。 

TYPE155 国鉄505,506号機東新 A寒地タイプ
磐越西線での初期型DD51の活躍のバラエティーを模型の上で再現するする事は今回のテーマの一つです。日出谷等における初期型一桁台ナンバーとのDD51同士の並びが模型で楽しめます。

TYPE156 国鉄556~558美濃太田 A寒地タイプ
高山本線美濃太田区のDD51は冬の豪雪地帯を有する為、北海道、東北のDD51と同じくA寒地仕様となっているのが珍しく、又この区のDD51の特徴として独特の形状をした側ステップと前面窓の旋回窓部を逃げているプロテクター形状にあります。 

TYPE157 国鉄661,662号機稲沢第一 暖地タイプ
現在の愛知機関区に当たる稲沢第一機関区のDD51.名古屋を中心として東海道、高山、関西本線等で活躍

TYPE158 
国鉄801~807号機郡山 寒地タイプ
磐越東線は郡山区のDD51。SGを積んでいない800番台としては最初のグループに当たる。このグループのみ800番台としてSG点検扉が小さくランボードが直線状になっているが、最も大きな特徴としてキャブ屋上に取り外し屋根がなく屋根板が一体となっている事にある。磐越東線では一時DD51三重連で人気を集めた事もある。このグループは後に高崎区に移動、八高線でも活躍している。