2015.11.18

国鉄新性能電気機関車シリーズ第4弾
EF60 本体価格予価252,000円 
予約受付中 2016年10月発売予定

TYPE2A EF60 2次型 15~46 登場時ぶどう2号
                          15新鶴見、25吹田
TYPE2B EF60 2次型 15~46 青/クリーム
           17浜松、26米原、32広島、45岡山
TYPE2B-19 JR東 EF60 19号機 青/クリーム
TYPE3A EF60 3次型 47~83 登場時ぶどう2号
         48稲沢、73沼津
TYPE3B EF60 3次型 47~83 青/クリーム
         47,68沼津、54岡山、76浜松、80米原
TYPE3C EF60 3次型 501~511ブルートレイン特急色
         501,503,504,507,508,510,511
TYPE3D EF60 500番代シールドビーム竜華タイプ
           505,506
TYPE4A EF60 4次型 84~99 登場時ぶどう2号
         85沼津、90吹田、97米原
TYPE4B EF60 4次型 84~99 青/クリーム
         84沼津、87広島、90岡山
TYPE4C EF60 4次型 512~514 ブルートレイン特急色
           512,513,514東京
TYPE5A EF60 5次型 100~129 登場時ぶどう2号
         106沼津、115米原、128吹田
TYPE5B EF60 5次型 100~129 青/クリーム
         102沼津、117岡山、129米原


国鉄新性能電気機関車シリーズ、EF64に続きEF60を製品化発売致します。2013年11月田端にてのEF81 133号機の取材の翌日横川でEF60の取材を行い更に2014年4月に栃木県足利の5次車123号機も取材致しました。その時点で既にEF65の模型化図面は完成していたのでそれとの寸法の相違をチェック、下廻りのディテール等細かくEF65との差異を作り分けました。
 1960年から64年に掛けて大量143輌が製造されたEF60はEF15と共に1960年代から国鉄の最後まで東海道、山陽という日本の2大直流電化区間で活躍した戦後の代表的電気機関車で貨物用機として後続のEF65も加え最もポピュラーな存在でした。ブルートレイン牽引は僅かの期間に留まりどうしても地味な印象ですが今回当店ではこのEF60に改めて光を当てる事としこれまでに無い正確さで再現する事によりEF60の魅力を世に問う事と致しました。1960年代中頃より1970年代終わりに掛けて東海道線各ターミナルの出庫線機関車溜まりではEF15,EH10,EF60,EF65,EF66等の形式が一堂に合していました。当店ではEF60に続きEF15を製作致しますので現存の最高の水準のモデルで当時の情景を皆様のコレクションルームに再現する事も可能になります。

新たに機械室内にエッチングパターンを施した衝立を設置。横から見た時のすこ抜け感を防ぎました。





EF65非貫通タイプは形態的には屋上モニターの形状等一部を除きヘッドライト2灯のEF60 4次車のデザインをそのまま引き継いでいます。模型で再現する上でヘッドライト1灯のEF60 1~3次車と2灯のEF65の前面形状は全く同一でなければなりません。しかし上の写真の通りヘッドライトの違いで大きく印象が異なります。より精悍な表情のEF65に対しEF60は一層堂々とした佇まいを持っています。









EF60とEF65では空転検知の方式が異なるので台車各軸にEF65のような空転検知器がありません。

中間台車の荷重受けは一工夫致します。

側面機械室窓は機内にディテール表現を施した衝立を取り付ける事によりすこ抜けを防ぎます。









この角度から見るEF60は非常に魅力的です。

ヘッドライトケーシングの形状には大変気を使いました。さらに改良を加えていきます。



EF65と異なる屋上モニターの形状はこれまでになく正確に再現致しました。

パンタグラフ、避雷器共ディテールを精巧に再現。





下廻り台枠、床下のディテールはほぼ完全に再現しています。

ハンドブレーキテコが見えます。

台車前部に取り付けたATS車上子、その上にはATSの配管が見えます。

EF60の前面を使う事でクイル式のEF60 1~12号機、EF61さらにEF70へと企画を進めてまいります。