ラインナップ NO.54                             2010.6.26
省型電気機関車シリーズ 第8弾

国鉄 EF57
  東海道線(浜松)時代
  上越線(高崎)時代
  東北線(宇都宮)時代SG
  東北線(宇都宮)時代EG

    2010年11月発売予定

 ムサシノモデル省型電気機関車シリーズもEF53、EF10 1次車、EF11 1次車とひさし付タイプ、流線型EF55、省型電関唯一のED16、そして丸型車体EF56 1次車、EF10 2次、4次車と進行してまいりましたが遂に!!!、EF57にまで到達(と云っても1年先ですが)。名機EF57です。元々はEF55の後に製作する予定でしたが資料的にも万全ではなくもう一つモチベーションを上げる事が出来ませんでした。他の形式を製作しながらその間もコツコツ準備を行なって来ましたがメーカーのサムヒュントレイン共々知識、技術共この5年間で格段の進歩を遂げています。以前に比べ自然体で取り組めるようになりました。EF57の他EF10角ボディ、EF12も一つのグループとして製作して行きますのでご期待下さい。EF57のモデルの思い出として中学3年の頃同級生がEF57をスクラッチで作ると云ってデッキとデッキの手摺りまで作り上げたのが今にも記憶に残っています。高校に入って直ぐのクラブ(写真部)での運転会に呼ばれてそこで3年の先輩が持ってきたのが珊瑚さんで特製品で作ったと云うEF57のモデルでした。当時ゴナナは天賞堂のモデルがまだ存在せず集まった皆でスッゲーと云う事になったのですがレールに乗せた途端ショートし走行してくれませんでした。珊瑚さんのゴナナ、その後文献等でも見聞きした事がありませんが貴重品なのは確か。しかし当時(1971年)高3でゴナナの特性品を持っているとはこっちの方がスッゲーと思いました。
 いずれにしても当時の事を考えれば大好きなEF56、EF57の模型作りをプロデュースする事になるとは夢にも思いませんでした。


5年余りの準備期間を経て製作に掛かっております。ED16の時以上に慎重に石橋を叩きまくってプロデュース進行中です。前面、車体断面形状はゲージを問わずEF57のモデルとして初めて正確に再現されたものになります。当店独自の工法で組み上げられた台車、デッキと組み合わされた時悠然としたEF57の勇姿が完全に蘇ります。各ディテールの作り込み、作り分けもこれまでの集大成とするべく取り組み中です。東北線末期EGタイプは8ナンバーを作り分けますが屋上ディテールは一つとして同じものがありません。モニター両サイドのベンチレーター以外でも又登場時のチョンマゲ・パンタ・スタイルも始めて模型化でご期待頂けます。バージョンを増やしましたので内容を変更させて頂きます。

Ver1 EF57 東海道線 原型タイプ 13号
LP42、客車用電気暖房ジャンパー、缶マーク有り、パンタ位置原型。
Ver2 EF57 東海道線パンタ位置変更後タイプ 4号、9号
LP42、客車用電気暖房ジャンパー、缶マーク有り、パンタ位置変更改造より高二への移動まで。
Ver3 EF57 上越線(高崎)タイプ 10号
LP42ひさし付、ホイッスルカバー、正面窓つらら切、スノウプロウ、缶マーク有り。
Ver4 EF57 東北線(宇都宮)SGタイプ 2号
LA13への交換後のスタイル、LP403、ホイッスルカバー取り外し、スノウプロウ取り外し。

Ver5 EF57 東北線(宇都宮)時代 EGタイプ

*Ver5-3 3号
Hゴム黒、小型変形ベンチレーター公式側6個、非公式側4個、リブ有り

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Ver5-5
 5号
Hゴム黒、ベンチレーター公式側3個、非公式側1個、リブ無し

*Ver5-6 6号
Hゴム黒、ベンチレーター公式側6個、非公式側4個、リブ有り

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Ver5-7
 7号
Hゴムグレイ、ベンチレーター公式側6個、非公式側4個、リブ無し

*Ver5-8 8号
Hゴム黒、ベンチレーター公式側6個、非公式側4個、リブ無し、デッキ手摺り増設
*Ver5-11 11号
Hゴム・白、ベンチレーター公式側6個、非公式側5個、リブ有り

*Ver5-14 14号
Hゴム黒
ベンチレーター公式側6個、非公式側4個、リブ無し
*Ver5-15 15号
原型正面窓、ベンチレーター公式側6個、非公式側2個、リブ有り