ラインナップ NO.5                                                 2017.4.8
スーパーOJ クラシック シリーズ第6弾

国鉄C57 135(岩見沢第一

610,000(本体価格)
既に売り切れとなりました。

C57 135号機、一部部品欠品の為、長年メーカーにおいて箱の中で眠っていた2輌を再生。当店において動輪、先従輪、テンダー車輪のタイヤ側面にプライマーで下地処理をした後、黒塗装を施しました。本来タイヤ側面に黒塗装を行いたいのは山々ですが量産品では工程上タイヤ側面にプライマー処理を行うのは困難です。その上で黒塗装を行っても製品の流通後少しの塗装のはがれがあっても不良品と見なされてしまいます。今回実験的にタイヤ側面に黒塗装を施して印象がどのように変わるかを確かめてみました。


上の写真をクリックしますと大画面になります。

上の写真をクリックしますと大画面になります。露出を変えて撮影しました。

C57 135号機(岩見沢第一)岩
昭和15年三菱重工神戸造船所製。
高崎機関区に新製配備され長く関東を住処としたが昭和27年北海道小樽築港へ移動、重油併然化改造の上函館、根室本線のロングラン等で活躍。昭和32年ヘッドライトLP401化。同35年密閉キャブ化。同39年テンダー後燈取り付け、同44年安全対策としてデフレクターを約100mm切り詰めるといった改造を次々と受け昭和40年代北海道の典型的のC57のスタイルが形作られた。尚昭和43年頃にはロングラン用の重油タンクは取り外されている。昭和44年室蘭、そして最後は岩見沢へと移り昭和50年12月14日蒸気機関車として最後の旅客列車室蘭発岩見沢行き225列車を牽引した。廃車は昭和51年3月31日となる。















ボイラー径に対して動輪がかなり大きく見えるのが日本のライトパシフィックの特徴です。
私見によればこれが再現できているものはほとんどありませんでした。



北海道密閉型キャブのC57ではボイラーの細さが一層強調されます。





従台車やその廻りのイコライザー板バネ、このスケールならではの作り込みと実物に則った大きさ厚みが再現されています。







このモデル、ライトパシとはいえその重量により一段沈みこんだ印象が実物を感じさせてくれます。