2008.9.1
国鉄C57 11号機 重装備(福知山)

只今発売中

塗装済サンプル紹介

”11号機を作るなら「かもめ時代」を何故作らないのですか?”と疑問を呈される方が何人かおりましたが当店としてはここでC57の機構美に挑戦する事を第一と考えました。九州の門デフ機では美しさの9号機、人気の117号機と云うところでしょうか。デフへの装飾は当店の好みではありません。

11号機晩年のこの空気作用管の資料探しにはアートホビー ウジン氏共々苦労しました。しかしさすが1/45スケールです。1/80でこれをやったらボイラー右側全て燐青銅で埋め尽くされてしまうことでしょう!



小寺さんの写真のイメージで!区名札刺下には消マークが取り付けられます

シリンダーサイドのパターンは5、11、135号機とまったく異なります。




給水ポンプと缶水清浄装置廻りのディテールとその仕上げにはデザイナー ウジン氏の執念が込められています。しかしそれをそのままストレートに表現してしまう工場長朴さんの技量の高さも舌を巻いてしまいます。

美しく再現されたボックス動輪。






重油タンクは板材の組立ですがこれも含めてその周りのディテール・パイピングには始めの予想を遥かに上回る時間と労力が掛かってしまいました。11号機は5号機と比べ20%程ディテール量が増えております。