2018.6.6

スーパークラシックOJシリーズ 第19、第20、第21弾
国鉄貨車シリーズ
第19弾国鉄ワ10000
配給代用車以外 本体価格¥83,000
配給代用車    本体価格¥86,000


第20弾国鉄ワ12000
配給代用車以外 本体価格¥83,000
配給代用車    本体価格¥86,000


第21弾国鉄ワム21000
本体価格¥85,000

第6弾国鉄ワム90000(少量再生産品)

本体価格¥85,000
只今発売中


ムサシノモデルOJ貨車シリーズ最新作ワ10000、ワ12000、ワム21000、ワム90000新発売となりました。
 ワム21000は断熱性に優れた二重羽目構造の鋼製有蓋車としては最初の形式で登場は昭和4年(1929)1000輌製造されています。翌年からは折からの世界不況で荷重15トンのワム21000をそのまま小さくした荷重10トンのワ22000が製造される事になりますが昭和13年、改良を加えた形でワム23000が登場しています。今回ワム23000の2段リンクタイプと云えるワム90000をご要望にお答えし極少量生産致します。大スケールOJで製作したワム21000とワム90000の製造年代の違い、例えばブレーキシステムの変化、リベット工法から溶接工法への変化等を細部に至るまで作り込む事で両形式の特徴がはっきりと浮かび上がる事になりました。当店ではワム21000の製品化で国鉄の15トン積有蓋車も残す処ワム50000のみとなりました。そして、これらの15トン積車に拠る貨物列車、模型の場合には小編成に大小の変化をつけて楽しんで頂く目的で1955、6年製造の短軸ワ10000、長軸ワ12000を製作致しました。又配給代用車をワ10000、ワ12000共各3つの管理局のものを織り交ぜましたので、現在製作中のED19,C11.今後製作するEF15,DF50と組み合わせてマストアイテムです。


国鉄ワ10000 5タイプ8バージョン
TYPE2A ワ10001(他10047)

TYPE2A ワ10012



TYPE2B ワ10198(他10281)


TYPE2C ワ10470
TYPE2C-a ワ10472
郡山工場配給代用車(仙台管理局)



このナンバーは現在製作中のC11の会津線で活躍した64号機と編成を組む事を想定しています。

TYPE2D ワ10189
TYPE2D-a ワ10144
大宮工場配給代用車(東京北管理局)






8月発売予定のED19で足慣らしをした上での次の企画EF15と組み合わせる事を想定して今回製作致しました。妻面にはステップが追加されています。

TYPE2E ワ10328
TYPE2E-a ワ10364
幡生工場配給代用車(広島管理局)





国鉄ワ12000 5タイプ8バージョン
TYPE1A ワ12018(他12000、12035)


TYPE1B ワ12218(他12244,12257)


TYPE1C ワ12453
TYPE1C-a ワ12480
浜松工場配給代用車(静岡管理局)




飯田線で活躍したED19牽引の小貨物列車に入っている写真が何枚かあります。ED19とベストマッチです。

TYPE1D ワ12308
TYPE1D-a ワ12407
名古屋工場配給代用車(名古屋管理局)






TYPE1E ワ12276
TYPE1E-a ワ12366
釧路工場配給代用車(釧路管理局)


現在製作中のC11 227号機と組み合わせる目的で製作致しました。C58やDD16があれば・・・・・









ワ10000、ワ12000共側板、ドア、妻板と溶接ラインを細かく作り分けしています。キャンパス張り屋根のキャンパスの継ぎ目の位置も全て異なります。

10t積みのワを編成に組み込む事で程よい凹凸感をもたらしてくれます。

名古屋鉄道管理局の2両の組み合わせ。


国鉄ワム21000 全6タイプ
Aタイプは車体側面及び妻板組立パターンがラインとリベットになります。Bタイプは帯状の凸の上にリベットが入るパターンになります。3の意味はドア下のフレームの支えがオリジナルの3つのものを意味します。5は改造による補強で支えが2つプラスされ5つとなった意味を表します。小文字のaは札差がドアではなく車体側面にある意味です。ライカ写真集の中に上越線清水トンネル開通数年後、ED16に牽引されたワム21000の写真がありますが表差は車体側面に取り付けられています。この差異の理由は今のところ不明です。

TYPE A-3 ワム21026(他21209)


TYPE A-5 ワム21744(他21198,21635)


TYPE A-3a ワム21071


TYPE B-3 ワム21897


TYPE B-5 ワム21831(他21441,21859)


TYPE B-5a ワム21839




TYPE A‐5 車体側板の組立パターンがラインとリベットでドア下フレーム支えが5つのタイプ。

TYPE B‐5 車体側板の組立パターンが凸の上にリベッドがありドア下フレーム支えが5つのタイプ。

ドアフレーム支えが3つのタイプ。

ドアフレーム支えが5つのタイプ。








OJともなると2軸貨車と云えど2輌繋げただけでかなりの迫力となります。

編成の1例。

色々な楽しみ方があります。

配給代用車は良いアクセントとなります。牽引機はEF15かDD13かというところでしょうか。




ムサシノモデルのOJ貨車シリーズ、次回は懸案となっているワフ21000/22000、ワム50000、レ10000/12000です。